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目次
骨伝導ヘッドセットBearoam Z8はTREKZ TITANIUMを超えるのか?
時代はテレワーク。
遠隔での仕事や授業、会議が一般的になってきました。
皆さんもヘッドセットを利用していると思います。
「TREKZ TITANIUM AS600」は非常にスマートで高性能、しかも代理店からの購入ではなんと2年もの保証が付いていると言う素晴らしい商品でした。
実は今回Amazonのタイムセールで「Bearoam Z8」と言う非常に安価なBluetoothヘッドセットを入手する事が出来ました。
「Bearoam Z8」の値段は「TREKZ TITANIUM AS600」の約半分弱...非常にコスパが高いのです!
しかし肝心の性能はどうなのか、とても気になるところです。
今回は実際にZ8とAS600を使い比べてレビューしたいと思います。
Bearoam Z8とは?
「Bearoam Z800」とはiPhoneなどにBluetoothで接続するワイアレスのヘッドセットです。
この製品は「骨伝導Bluetoothヘッドセット」というジャンルに属しています。
いわゆる「耳穴を塞がない」「骨に振動を伝えて音を認識させる」という製品です。
このジャンルで有名な物は、僕が以前紹介した「AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600」などがあります。
今までの製品はバッテリーや音響装置がコンパクトになればなるほど高価でした。
今回発見した「Bearoam Z800」は程々にコンパクトでありながらも非常に安価である事が最大の特徴になります。
Bearoam Z8のスペック情報
それでは2つの商品「Bearoam Z800」と「TREKZ TITANIUM AS600」のスペックを比較してみましょう!
メーカー名 | Bearoam | AfterShokz |
メーカー型番 | Z8 | Trek Titanium AS600 |
型式 | 骨伝導Bluetoothヘッドセット | 骨伝導Bluetoothヘッドセット |
充電接続方式 | USB (Micro USB) | USB (Micro USB) |
色 | グレー | Green、Gray、Blue |
サイズ (実測値) | 141mm × 114mm × 55mm | 141mm × 108mm × 51mm |
重量 (実測値) | 37g | 36g |
伝送距離 | 約10m | 約10m |
通話時間 | 約6時間 | 約6時間 |
音楽再生時間 | 約6時間 | 約6時間 |
スタンバイ時間 (待ち受け時間) | 240時間 | 240時間 |
充電時間 | 2時間 | 1.5時間 |
Bluetoothバージョン | 5.0 | 4.1 |
バッテリー容量 | 200mAh | - |
防水規格 | IP55 | IP55 |
ノイズキャンセル | DSP騒音抑制技術 | Dual noise cancel microphone |
ガイド音声 | 英語 | 英語 |
その他 | - | EQプリセット(2モード) |
保証期間 | 1年 | 2年(正規代理店より購入) |
付属品 | Micro USBケーブル
イヤープラグ(耳栓) 説明書 |
Micro USBケーブル
FitBands(サイズ調整用) イヤープラグ(耳栓) 専用ポーチ 説明書 |
(以上メーカーの仕様書などより抜粋。)
比べてみた感じでは両者ともスペック上での性能は殆ど一緒と言えると思います。
Bearoam Z800のBluetooth転送方式が(Bluetooth5.0)になっていますね.
TREKZ TITANIUM AS600はEQ(エコライザー)が2モード有ります。
またTREKZ TITANIUM AS600は正規代理店から購入の場合は2年間の保証が付いています。
Bearoam Z8とTREKZ TITANIUMを写真で比べてみよう!
では「Bearoam Z8」と「AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600」を写真で比べてみましょう。
先ずは上から見てみましょう。
写真の撮影が下手だったので分かり難いですが、両者とも非常に形が似ています。
ヘッドバンドには両製品共に「Ti」(タイタニウム)が使われているという事ですが、どちらも非常に柔軟です。
ただ「Bearoam Z8」のヘッドバンドは「TREKZ TITANIUM AS600」と違ってシリコンに包まれていません。こういう部分が値段の差に表れているのかも知れません。
次はサイドから比べてみます。
これは両者は全く逆の構造をしていますね!
「Bearoam Z8」は装着するとバンドの後方が上方に跳ね上がった形状をしていますが「TREKZ TITANIUM AS600」は装着時は下方の襟元に伸びて行く状態になるのです。
これは例えばヘッドセットを装着したまま枕を使って仰向けに寝転んだ時に「TREKZ TITANIUM AS600」はツルが首方向に逃げるので装着したままでも余り違和感を感じませんが、「Bearoam Z8」は構造上ツルが後頭部のほぼ中央に来てしまうので違和感を感じてしまうのです。
しかしこのヘッドセットをしたままで寝転ぶ人は殆どいないと思うので、これは取り越し苦労かも知れません。
(僕は「TREKZ TITANIUM AS600」を購入してから今まで入浴時と寝る時以外は装着していたのですが、時々床でうたた寝をしてしまうのでこういうシチュエーションになってしまうのでした。)
こうやって並べると違いがよく分かりますよね!
しかし形状こそ違っても、どちらのモデルも運動時に外れてしまう事故は一度も起きていません!
次にボタンの配置などを比べてみましょう!
ボタンの配置はほぼ逆になっています。
「Bearoam Z8」は顔側から「LEDランプ」「電源ボタン」「音量マイナス(1曲戻し)ボタン」「音量+(1曲進め)ボタン」「USB充電コネクタ」となります。
「TREKZ TITANIUM AS600」はこの写真では逆になっていますが、顔側から「LEDランプ」「音量+(1曲進め)ボタン」「音量マイナス(1曲戻し)ボタン」「USB充電コネクタ」となります。また電源ボタンは「音量+(1曲進め)ボタン」の長押しで「On-Off」となります。
ペアリングの方法です。
次は左右から見てみましょう!
先ず左側には両者共に大きめのボタンがあるのです。このボタンはマルチファンクションになっていて「着信応答、切断」「音楽の再生開始、停止」が出来るのです。
そして右側には両機種共にマイク穴が見えますね!「Bearoam Z8」は「TREKZ TITANIUM AS600」よりも穴がかなり小さいですが、音声は問題無く拾えます!(検証済み)
装着感ですが、「Bearoam Z8」も「TREKZ TITANIUM AS600」も付けていても殆ど気になりません!両機種共非常に上手く設計されていると思います。
音声のクオリティ
先ずノイズキャンセルですが、音楽が流れる部屋にて受信通話テストしたところ、相手には「Bearoam Z8」「TREKZ TITANIUM AS600」共に音楽が声の後ろに若干下がる感じでちょっとだけ効果を感じられました。
いずれにしてもノイズキャンセルには殆ど期待しない方が良さそうです。また相手からの音声は、当然ノイズキャンセルの対象になりませんのでお間違いなく。
また、マイクの感度は「TREKZ TITANIUM AS600」の方がかなり良くて「Bearoam Z8」は音の拾いが悪く、相手のヘッドセットなどでこちらの声が相手に伝わりにくく感じました。
骨伝導ヘッドセットの音漏れの問題
骨伝導ヘッドセットはイヤホンとは違って耳の穴にイヤーチップは入りません。
当然電話の向こうの相手の声は余り大きく聞こえません。
従って音楽を聴く時にはボリュームを上げがちになるので音漏れはあります。
一番大きくすると、隣に座っていても音楽が若干聴こえます。
これは構造的に仕方ないと考えられます。ただ、会話は何故か音が殆ど漏れないのです。
両機種共に聞き取りサポートサポートの為にイヤープラグ(耳栓)が付属します。両メーカーとも外部からの音を遮断した方が相手の音声を聞きやすいと考えている証拠だと思います。
Bearoam Z8の検証まとめ!
この骨伝導ヘッドセット「Bearoam Z8」は「AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600」と比べても基本的な性能は余り変わらないと思います。
しかし細かい点ではやはり高額な「AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600」が上だと思える事がありました。
「Bearoam Z8」は 価格が「TREKZ TITANIUM AS600」の半分以下なので、取り敢えず骨伝導ヘッドセットを使ってみたい人にはかなりお勧めだと思います!
と言うか値段を考えると「Bearoam Z8」はプレゼントなどに最適かも知れませんね。
皆さんもこれを機会に是非骨伝導ヘッドセットデビューしてみては如何でしょうか!
☆ねわげ
今回紹介した製品へのリンクはこちらです
「Bearoam Z8」は現在アマゾンで在庫切れです。
Bearoamの新型が発売されていましたのでリンクを貼ります。
こちらはAftershokzの新製品、Aftershokz OpenMoveです。
このモデルは上記の「Aftershokz Titanium」の実質的な後継機種だと思います。