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Vimonic M160T06 レビュー|16インチ4K・超高輝度モバイルモニターの実力を検証
モバイルモニター市場で注目を集める「高輝度・高解像度モデル」。
その中でもVimonicの16インチモデル「M160T06」は、4K(3840×2400)の超高精細表示と最大1200cd/m²という驚異的な明るさを両立した注目の製品です。
一般的なモバイルモニターの輝度が300〜400cd/m²程度であることを考えると、本機のスペックはまさに“別格”。
屋外や明るいオフィスでも文字や映像がくっきり見える、サンライトリーダブル仕様のVimonic「M160T06」の実力を詳しく見ていきましょう。
目次
1. Vimonic M160T06の概要
Vimonic M160T06は、16インチのWQUXGA(3840×2400)解像度を備えたモバイルモニターです。
アスペクト比は16:10で、一般的な16:9より縦方向の作業領域が広く、文書作成や表計算、プログラミングなどにも最適です。
さらに、1200cd/m²という圧倒的な高輝度を誇り、直射日光下でも高い視認性を発揮します。
また、画面の色再現性も高く、公称で100% sRGBをカバー。
写真編集や映像制作など、色の正確さが求められる作業にも対応可能です。
フルHDモニターでは物足りないクリエイターやビジネスユーザーにとって、M160T06は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
2. 仕様一覧(諸元表)
| 項目 | 内容 |
| 製品名 | Vimonic M160T06 |
| 画面サイズ | 16インチ(15.6インチ相当) |
| 解像度 | 3840×2400(WQUXGA/4K+) |
| アスペクト比 | 16:10 |
| パネル方式 | IPS液晶 |
| 表面処理 | ノングレア(非光沢) |
| 色域 | 100% sRGB(公称値) |
| 最大輝度 | 1200 cd/m²(ピーク値) |
| コントラスト比 | 1200:1 |
| 応答速度 | 約5ms |
| 視野角 | 178°(上下左右) |
| タッチ機能 | 非対応 |
| 映像入力 | USB Type-C(映像+電源)×2、mini HDMI×1 |
| オーディオ出力 | 3.5mmステレオミニジャック |
| スピーカー | デュアルスピーカー内蔵 |
| 電源供給 | PD(Power Delivery)対応、最大60W入力 |
| サイズ | 約354 × 230 × 10 mm |
| 重量 | 約820g |
| 材質 | アルミ合金製フレーム |
| 付属品 | USB-Cケーブル×2、mini-HDMIケーブル、電源アダプタ、保護ケース、説明書 |
※各数値はメーカーおよび販売店の公称値をもとにしています。
3. 画質と表示性能
Vimonic M160T06の最大の特徴は、なんといっても高精細な4K解像度と高輝度表示の両立です。
WQUXGA(3840×2400)は、一般的な4K(3840×2160)よりも縦方向の表示領域が広く、作業ウィンドウを上下に並べても快適に操作できます。
実際に、以前僕が使っていた15.6インチの製品と重ねて比べてみましょう。
寸法は縦横、厚み共に殆ど一緒です。(上が15.6インチモデル・下がVimonic M160T06)
しかしディスプレイ表示部の下側(長辺部)は約2cmも広いのです。(上が15.6インチモデル・下がVimonic M160T06)
パネル部はIPSパネル採用により視野角は広く、色のにじみや暗部のつぶれも少ないため、どの角度から見ても安定した発色が得られます。
また、非光沢のノングレア仕様なので、映り込みが少なく長時間作業でも目が疲れにくいのもポイントです。
1200cd/m²という輝度は、ノートPC用モニターの中でも最高クラス。
直射日光下でも文字がくっきり見えるため、カフェのテラス席や屋外イベントでの利用にも向いています。
ただし、この1200cd/m²はピーク時の最大値であり、常時この明るさを維持するわけではありません。
電源供給が弱い場合や長時間稼働時には、自動で輝度制御が働くことがあります。
4. 接続性と対応機器
M160T06には、USB Type-Cポートを2基とmini-HDMIポートを1基搭載。
ノートパソコン、スマートフォン、ゲーム機など多様なデバイスと接続できます。
(詳細は次項で説明)
USB-Cケーブル1本で映像出力と給電を同時に行える点は非常に便利ですが、接続機器がDisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)に対応していることが条件です。
非対応の機器では映像が表示されないため、その場合はmini-HDMI接続を利用します。
また、高輝度で安定動作させるためにはPD(Power Delivery)対応のACアダプタが推奨されます。
給電不足のまま使用すると輝度が下がったり、画面がチラつく可能性があるため、45W〜60Wクラスの充電器を用意しておくと安心です。
5. 携帯性とデザイン
M160T06は約820gと軽量で、厚さもわずか10mm。
アルミ合金フレームにより剛性が高く、軽さと耐久性を両立しています。
2段階の角度調節が可能な専用のケース兼スタンドを使用すれば、カフェや出張先などでも安定して設置可能です。(詳細は次項で説明)
また、16:10という画面比率は作業効率の面でも優秀です。
縦方向に情報が多く表示されるため、ウェブライティング、資料編集、エクセル作業などでも快適。
USB Type-C搭載のiPadやノートと組み合わせれば、デュアルディスプレイ環境として生産性が大幅に向上します。
6. 写真で見るVimonic M160T06
ここからは写真でVimonic M160T06を見ていきましょう。
パッケージと付属品など
・パッケージ
パッケージは白に製品の写真が印刷された非常にシンプルなデザインです。
・付属品
付属品はUSB-Cケーブル×2、mini-HDMIケーブル、電源アダプタ、保護ケース、説明書、そしてサービス品のネジが同梱されています。
・ケーブル
ケーブルはUSB-Cケーブル×2、mini-HDMIケーブルの合計3本が付属しています。
・取扱説明書
取扱説明書は完全日本語なので安心です。
・充電器
USB Type-Cタイプの充電器が付属します。
・VESA取り付け用ビス(サービス品)
サービス品としてVESAマウント用ビスが4本付属しています。
本体の詳細
ここからはVimonic M160T06本体を見ていきましょう。
・ケーススタンド
専用のケーススタンドはマグネットで本体に装着されます。
また2段階のスタンドとしても使用できます。
・スイッチとコネクタ
本体側面にはスイッチとコネクタが装備されています。
また左右にはスピーカーが埋め込まれています。
コネクタ側(小さな8個の穴はスピーカー穴)
スイッチ側(小さな8個の穴はスピーカー穴)
・VESAマウント穴
本体背面には標準VESA対応の75mmネジ穴を装備しているので、壁掛けブラケットやアーム式ブラケットに簡単に取り付け可能です。
7. Vimonic M160T06をiPad Proで使ってみた感想
では実際にVimonic M160T06をiPad Proに2つの方法で接続して使用してみます。
iPad Proとの直接接続
最初はシンプルにVimonic M160T06とiPad ProをUSB Type-Cケーブルを使い、直接接続します。
USB Type-Cケーブルは分かりやすい様に「Vimonic M160T06とiPa Proとの接続」には赤いケーブルを、「Vimonic M160T06と電源アダプターとの接続」には黒いケーブルを使用しています。
シンプルな接続方法でも滑らかで非常に美しい動画を見る事が出来ました。
HDMIコネクタを装備したUSBハブを使用した接続
次はVimonic M160T06とiPad ProをHDMIで接続します。
HDMIのアダプタは以前紹介したAnker551ハブを使います。
iPad ProとAnker551をUSB Type-Cケーブルで接続し、Anker551とVimonic M160T06はHDMIケーブルで接続します。
ケーブルの取り回しは複雑そうに見えますが、案外シンプルで簡単でした。
こちらも問題無く表示されました。
映像がとても美しく、スムーズに再生されました。
8. メリットと注意点
以下にVimonic M160T06のメリットとデメリットを挙げます。
・4K+高輝度で文字・画像が圧倒的に鮮明
・16:10の広い表示領域で作業効率が高い
・ノングレアIPSで長時間作業しても疲れにくい
・USB-C一本で映像+電源に対応(DP Alt Mode機器 使用時)
・軽量・薄型で持ち運びやすい
・タッチ機能は非搭載(タブレット的操作は不可)
・1200cd/m²はピーク値のため、常時ではない
・給電不足時に輝度が下がる場合がある
9. まとめ:高輝度×高解像度を求める人に最適
Vimonic M160T06は、モバイル用途でありながら高輝度・高解像度を両立した非常に完成度の高いモニターです。
特に「外でも見やすいディスプレイ」「4Kで作業効率を上げたい」「薄型で軽いサブモニターがほしい」というニーズを持つユーザーには強くおすすめできます。
ただし、公称スペックを鵜呑みにせず、実測レビューやユーザー評価を参考にすることが大切です。
十分な電力供給と正しい接続を行えば、M160T06は屋内外問わず快適な作業環境を提供してくれるでしょう。
携帯性、視認性、解像度のすべてを高水準で実現したVimonic M160T06。
出先でも“デスクトップ並みの表示品質”を求めるユーザーにとって、最有力候補となる1台です。
(出典:Vimonic公式製品情報・各販売店掲載データ・実機レビューをもとに構成)
☆ねわげ
今回紹介した製品へのリンク
こちらが今回紹介したVimonic M160T06です。
こちらは全く同じ製品のUPERFECTのm160t06です。
こちらは16インチでタッチパネル搭載のEHOMEWEIのLQ-160PUです。
今回使用した充電器はGSWQUJOのFEB-401です。
使用したスタンドはサンワサプライのPDA-STN69BKです。
こちらはUSB Type-Cハブを装備したスタンドAnker551です。













































