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HolyStoneから200g未満の新型トイドローンHS450発売。センサーを搭載しゼスチャーでコントロール可能。
先日HolyStoneから新型トイドローンが発売されました!
その名はHS450。
この機体、HolyStone Toysの今までのトイドローンHS210、HS210Proとは一線を画す斬新なボディラインを持っています。
この近未来的なデザインには賛否両論が有るかも知れません。
では実際の飛行性能は?
今回のレビューではHS450と、未だに売れ続けている人気機種HS210とを徹底的に比較してみたいと思います。
目次
HS450とHS210のスペック比較
以下にHS450とHS210のスペック表を貼付します。
型番 | HS210 | HS450 |
機体重量(バッテリー無し) | 17g | 23g |
機体重量(バッテリー有り) | 24g | 35g |
本体サイズ | 8×8×3cm | 8.3×8.9×3.9cm |
最大操縦距離 | 約50m | 約50m |
周波数 | 2.4Ghz | 2.4Ghz |
操作モード切り替え | 無し | モード1/2切り替え可能 |
スピード切り替え | 3段階 | 3段階 |
カメラ | 無し | 無し |
障害物回避機能 | 無し | 有り |
飛行時間(バッテリー1個) | 約7分 | 約6分 |
センサー | 気圧センサー | 気圧センサー、障害物センサー |
3Dフリップ | 可能 | 可能 |
ヘッドレスモード | 可能 | 可能 |
ワンキー離着陸 | 可能 | 可能 |
付属品 | バッテリー3個 コントローラー、予備プロペラ、充電ケーブル2本 | バッテリー3個 コントローラー、予備プロペラ、充電ケーブル2本 |
以上です。
パッケージの開封からボディラインの確認
ではパッケージから見ていきましょう。
ご覧の通り、まさにHolyStoneといった感じのパッケージです。
このデザインはひとめ見て「あ、HolyStoneだ!」と分かりますね。
箱の中にはビニールで梱包された機体やコントローラーが隙間なく収まっています。
同梱物は写真の通り。本体とコントローラー、バッテリー3個と充電ケーブルや交換用のプロペラなどが有りますね。
HS450とHS210の機体デザインを比較する。
ではHS450とHS210を実際に比較しながらHS450の特徴を見ていきましょう。
先ずは機体の形状です。
寸法は両機共にほとんど変わりません。
しかし高さはHS450が若干高いのです。
その理由はバッテリーの搭載位置。
HS210は剥き出しのバッテリーが本体下部に格納されます。
しかしHS450はモジュール化されたバッテリーが本体上部に搭載される設計です。
こちらは装着前。
こちらは装着後です。
HolyStoneは以前からモジュール式バッテリーを中型のドローンで採用していました。
トイドローンではHS210Pro辺りからの採用です。
右はHS210Pro、左はHS450のバッテリーモジュールです。
電源を入れるとHS210は前後のLEDが点滅を始めます。
HS450は前後のLEDが点灯します。
前方のLEDの色はHS450がブルーでHS210はグリーン。
後方のLEDは両機共に赤です。
HS450のプロペラ部分には上部に網が取り付けられています。
HS210もプロペラが小さいので指を入れるような事は無かったのですが、HS210ProやHS450はより安全に考慮した設計になっていますね。
写真は左がHS210、真ん中がHS210Pro。右がHS450です。
HS450とHS210の飛行性能を比較する。
ではそれぞれをペアリング後に離陸させてみましょう。
離陸編HS210のペアリングとキャリブレーション、離陸まで
HS210のペアリングとジャイロのリセット
先ずは先輩のHS210。
HS210には機体の電源スイッチは無く、バッテリーを接続する事で電源が入ります。
バッテリーを繋ぐと、機体のLEDは激しく点滅を始めます。
次にコントローラーの電源を入れ、左スティックを(上→下)に動かす事により機体とコントローラーはペアリングされます。
ペアリングされるとLEDの点滅は点灯に切り替わります。
ここで左右のスティックを同時に左下に倒します。
すると機体は一瞬早い点滅に変わり、また点灯になります。
これはジャイロのリセットです。
この操作時には機体を必ず平らな場所に置いてから行なって下さい。
ジャイロのリセットをする事でHS210を空中で安定させる事が出来るのです。
HS210の離陸
次にワンキー離陸ボタンを押すとHS210のプロペラが回転を始めますので、左のスティックを上に倒せば機体は呆気なく離陸します。
そして一定の高さでホバリングを開始します。
ホバリング性能は相変わらずの優れもの。
室内ではエアコンの風などが無ければホバリングの位置は殆ど変わりません。
HS450のペリングから飛行まで
HS450のペアリング
今度はHS450のペアリングです。
機体の裏側に電源スイッチがあります。
それを長押しすると前後のLEDが点灯します。
リアのLEDは点滅しますので、そのまま平らな場所に置いてください。
次にコントローラーの電源を入れると電源ボタンの上の赤いLEDEが点滅を始めます。
HS210と同じ様に左スティックを(上→下)に動かす事により機体とコントローラーはペアリングされます。
ペアリングされるとコントローラーの赤いLEDライトは点灯に変わります。
HS450の離陸
いよいよHS450の離陸です。
ワンキー離陸ボタンを押すと、こちらも簡単に離陸します。
そして一定の高さでホバリングを開始します。
ホバリングはHS450も非常に安定しています。
やはりトイドローンも進化しているのですね。
HS450のジャイロのリセットはコントローラー右下のヘッドレスモードボタンを長押しする事で実行します。
HS450とHS210の飛行を比較する(動画あり)
次は実際に飛行させてみましょう。
HS210のテストフライト
先ずはHS210です。
非常に安定して飛行して行きます。
動画を見ても分かりますが、HS210の飛行は非常に軽快でキレが良いです。
機体が軽いので3Dフリップなども簡単に決まります!
まるで小さなハチドリが飛行している様ですね。
スティックの入力に対する反応が良いので、思った通りに飛行させる事ができます。
HS450のテストフライト
次はHS450です。
同じ様にHS450も最低速度で飛行させてみましょう。
何と表現したら良いのか...まるで空中を這う様に進んでいくHS450に驚きました。
流石最新機種です!
3Dフリップは若干動作が大きいです。
ここでちょっと気が付きました...HS210と比べて、飛行にキレがありません。
機体を滑らせて向きを変えているのですが、その回転半径がHS210よりもかなり大きくなります。
何というか...機体を重く感じるのです。
多分もっと広い空間で速度切り替えを2段階目位で飛ばせば迫力有る飛行をしてくれると思いますが、この狭い空間では動きが重いです。
ただ、このHS450には前後左右に障害物センサーが装備されています。
ではこのHS450の最大の特徴である「障害物回避」の動画を見てみましょう。
撮影場所が狭かったので見え難いかも知れませんが、HS450は障害物の手前でしっかりと回避行動を取っているのが分かると思います。
もう一つ、そのセンサーを使ってジェスチャーで機体をコントロールできるのです!
その機能の為に機体が重くなっているのかも知れませんね。
今回ゼスチャーでのコントロールの状況も撮影してみましたが、かなり見苦しい動画になってしまったのでHolyStoneの広報のビデオのURLを貼らせて頂きます。
HS450まとめ
今回紹介したHolyStone ToysのHS450は如何でしたか?
HS450はHS210に比べると軽快感はスポイルされましたが、最新機能である障害物センサーを使った障害物回避行動やジェスチャーコントロールは子供でも大人でも楽しむ事が出来ると思います。
ゼスチャーコントロールをやってみると、かなり体を動かします。
運動不足の方にはダイエットの一環として楽しんでも面白いと思います。
また飛行も非常に安定しているので、とても扱いやすいドローンだと思います。
HolyStone Toysはこれからも新しい技術で誰もが楽しめるドローンを開発してくれると思います。
皆さんもこのHS450で楽しいひとときを過ごしませんか。
☆ねわげ
今回紹介した商品へのリンクはこちらです。
こちらが今回紹介したHolyStone HS450です。