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DEERC D23は派手なLEDで飾られた、規制されない簡単ドローンだった
久々のドローン記事です。
最近は「ドローンの規制強化」と言う言葉が騒がれて始めてから久しいですが、勘違いをしている方も少なくありません。
規制を受けるドローンは100g以上のドローンです。
100g未満のドローンは、基本的に何処ででも自由に飛ばせるのです。(規制区域などは除く)
今回は2機のD23を入手しました。
2機はメーカー名が違いますが、姉妹機です。
・DEERC販売のカメラ付き簡単ドローンD23
・Holyto販売のカメラ無しバージョンD23-2
DEERC D23シリーズはプロペラガードにLEDを内蔵し、機体を美しく光らせる機能を持っています。
またリモートで発光パターンをコントロールすることもできます。
それでは早々にレビューしたいと思います。
目次
- 1 DEERC D23は派手なLEDで飾られた、規制されない簡単ドローンだった
- 2 DEERC D23用クーポンコード
- 3 Holyton D23-2用クーポンコード
- 4 DEERCとは
- 5 Holytonとは
- 6 DEERC D23とHolyton D23-2との違い
- 7 簡単ドローンD23シリーズの特徴
- 8 D23シリーズの基本情報
- 9 写真で見るD23
- 10 写真で見るHolyton D23-2
- 11 D23シリーズのコントローラーボタンとコントロールスティックの詳細
- 12 DEERC D23の専用アプリの設定
- 13 D23シリーズのスマホ接続から飛行まで
- 14 高解像度で驚いた!DEERC D23の静止画と動画(D23のみ)
- 15 DEERC D23、 Holyton D23-2のまとめ
- 16 今回紹介した製品へのリンク
DEERC D23用クーポンコード
今回もDEERC様からクーポンコードを発行して頂きましたので、ここに貼付します。
Holyton D23-2用クーポンコード
Holyton様からもクーポンコードを発行して頂きましたので、ここに貼付します。
DEERCとは
DEERCは、RC(リモートコントロール)カー、ドローン、および関連するアクセサリーを製造および販売する中国の企業です。
DEERCは、2017年に設立され、世界中のユーザーに高品質なRC製品を提供しています。 DEERCの製品は、初心者から上級者まで、幅広い年齢層のユーザーに向けて設計されており、高性能、耐久性、および安全性が特徴です。
また、同社はAmazonなどの大手オンラインショップで製品を販売していることでも知られています。
Holytonとは
Holyton(ホーリトン)は、ラジコンやドローンなどのラジオコントロールおもちゃのブランドです。彼らは子供から大人まで幅広い年齢層に向けて、高品質なラジコンおもちゃやドローンを提供しています。製品の設計や技術に力を入れており、楽しい遊び体験を提供することを目指しています。
DEERC D23とHolyton D23-2との違い
ここではDEERC D23とHolyton D23-2との違いを説明します。
と言っても前文で書いた通りDEERC D23はカメラ付き、Holyton D23-2はカメラ無しという単純な違いです。
操作性も飛行安定性も全く変わりません!
機体のLEDは若干の違いがあります、DEERC D23のプロペラの付け根に赤いLEDが追加されています。
(左がHolyton D23-2、右がDEERC D23です。)
簡単ドローンD23シリーズの特徴
それではD23シリーズの特徴を見ていきましょう。
・ホバリングモード
・ライト状態切替
・ブーメランモード
・ジェスチャー撮影
・3Ⅾフリップ
・ワンキー離陸/着陸
・体感モード
・ホバリングモード
それぞれを詳しく説明していきます。(DEERCのD23の説明ページより)
・ホバリングモード
送信機の動画撮影ボタンを長押しすると、機体はホバリングモードに移行できます。 もう一度そのボタンを長押しすると、ホバリングモードがオフになります。
・ライト状態切替
リモコンでライトの状態を自由に切り替えることができます。
斜めのライトが点滅する、時計回りに点滅する、前面の青いライトがオフで緑色のライトが常にオンである、ライトがオフである、ライトが常にオンである、合計5つの状態があります。
・ブーメランモード
機体はブーメランモードに入ったら、水平に投げると自動的に回転しながら戻ります。新しい機能は間違いなくお客様にエキサイティングな飛行体験をもたらすでしょう。
・ジェスチャー撮影(DEERC D23のみ)
ジェスチャー撮影機能があり、カメラの正面で片手でピースをし、カメラがそれを認識すると、自動的に写真を撮ることができます。また、手のひらをカメラの前にかざすと、自動でビデオ録画を開始させることが可能です。
・3Ⅾフリップ
3Dフリップボタンが付き、ボタンを押してスロットルにて任意方向へ押すと様々な方向へ360°宙返りできます。別売りのVRヘッドセットと一緒に使うと、さらに素晴らしい世界が目の前に広げます。
・ワンキー離陸/着陸
リモコンのボタン一つで簡単に離陸/着陸でき、ドローン暴走や紛失から守れて、練習用に最適、初心者でも簡単に操作できます。
・体感モード
体感モードに入り、スマホを傾けることにより、ドローンの飛行方向を簡単に制御できます。コントローラー操縦から解放可能です。
以上です。
なかなか多機能なドローンですね。
D23シリーズの基本情報
ではここでD23シリーズの基本情報を提示します。
機体 | D23 | D23-2 |
販売会社 | DEERC | Holyton |
重量(バッテリー1個含む) | 53g | 51g |
飛行時間(バッテリー1個) | 約7分 | 約8分 |
サイズ |
124×133×36mm |
⬅️ |
送信機 | 使用周波数帯 2.4GHz | ⬅️ |
最大飛行距離 | 約40m | ⬅️ |
電池規格(送信機用) | 3×1.5V AAA(別売り) | ⬅️ |
機体バッテリー | 容量 550mAh
電圧 3.7V |
⬅️ |
機体バッテリー種類 | LiPoバッテリー | ⬅️ |
充電時間 | 約120分 | ※ 約140分 |
カメラ レンズ画角 | 50° | ー |
カメラ調整可能角度 | -90〜0° | ー |
画素数 | 1280×720p | ー |
使用周波数帯 | 2.4GHz | ⬅️ |
リアルタイム飛行距離 | 約30m | ⬅️ |
送信機操作距離 | 50〜80m(障害物・干渉なし) | ⬅️ |
写真形式 | JPG | ー |
映像方式 | AVI/MP4 | ー |
操作モード | モード1/2自由転換可(デフォルトモードはモード2) | ⬅️ |
※ バッテリーの充電時間の差は、誤差の範囲だと思われます。
以上です。
写真で見るD23
ここからはDEERC D23を写真で見ていきます。
・パッケージ
黒をベースにしたパッケージは最近のDEERCやHolyStoneのドローンで使われています。
・同梱物
同梱物はパッケージ内にビニールのパッキンでまとめられています。
全ての同梱物です。
・機体の詳細
機体の前後左右です。
機体上下です。
・機体の電源スイッチ
機体の電源スイッチは、機体左前のローターの根元に設置されています。
スイッチを長押しすると電源が入りますが、かなり派手な事になります。
・カメラモジュール(DEERC D23のみ)
DEERC D23だけに搭載されているカメラモジュールです。
カメラモジュールは本体に固定されており、角度の調節は出来ません。
・ブーメランモード
D23シリーズは機体の電源を入れ、水平に置いて2度押す事でブーメランモードに入ります。
・バッテリー
モジュール化されたバッテリーが2個付属しています。
・バッテリー挿入方法
D23シリーズのバッテリーは機体下方の開口部に押し込んで装着します。
以下の動画の様に簡単に挿入できます。
外す時はバッテリーの左右を押さえながら引き抜きます。
・バッテリーの充電
D23シリーズのバッテリーへの充電は、専用のUSB充電ケーブルを使います。
このケーブルは二股になっているので、付属の2個のバッテリーを同時に充電する事が出来るのです。
充電を始めるとUSBコネクタ内蔵のLEDが赤く点灯し、充電が終わると緑の点灯に変わります。
・コントローラーの説明(D23)
コントローラーは曲面で構成されています。
底面には電池の挿入蓋があります。単4電池が3本必要です。
電源スイッチはコントローラーの下方に設置されています。
コントローラー上部には突起があります。
それを外すとスマホホルダーを装着する事が出来ます。
コントロールスティックやスイッチは非常にシンプルです。
写真で見るHolyton D23-2
今度はHolyton D23-2を写真で見て行きましょう。
・パッケージ
DEERC D23とほとんど変わらないパッケージです。
・同梱物
Holyton D23-2もビニールのパッキンでまとめられています。
同梱物で違う物を挙げて行きます。
・バッテリー:D23-2 3個 D23 2個
・スマホホルダー:D23-2 無し D23 有り
・本体
本体はカラーリングが違います。
Holyton D23-2の前後左右です。
機体上下です。
DEERC D23とは機体のカラーリングが異なりますね。
・バッテリー
D23-2にはモジュール化されたバッテリーが3個同梱されています。
・カメラモジュール(設定無し)
そして最大の違いはカメラの有無です。
Holyton D23-2のカメラモジュール部分にはLEDが設置されていて、電源投入時に点灯します。
・コントローラー
D23-2のスイッチの割り当てには、D23に有るカメラ系の物は削除されています。
以上です。
D23シリーズのコントローラーボタンとコントロールスティックの詳細
このDEERC D23シリーズの機体の電源ボタンとコントローラーの4つのボタン・2本のコントロールスティックには、色々な機能が割り当ててあります。
D23-2は、動画と写真の撮影系の機能が省略されています。
コントローラー
・右スティック
・左スティック
・ライトボタン(右側のボタン)
・ワンキー離着陸ボタン(左側のボタン)
・写真撮影ボタン
・動画撮影ボタン
機体
・電源ボタン
・右スティック 機体を前後左右に動かす:スティックを押し込んで前後左右に動かす事で3Dフリップ(宙返り)が出来る
・左スティック 機体のスロットルレバーで、前後に動かすと機体が上下する:スティックを押し込む事で、速度を3段階に変える事が出来る
・ライトボタン(右側のボタン) スイッチを押すとライトモードが切り替わる(5種類):長押しでヘッドレスモードに入る
動画です。
・ワンキー離着陸ボタン(左側のボタン) 押すと簡単に離陸・着陸出来る
・写真撮影ボタン 写真を撮影する(D23-2は省略):長押ししながら右スティックを操作する事でトリムを調節する
・動画撮影ボタン ビデオの録画を開始する(D23-2は省略):長押しでホバリングモードに入る
以上です。
DEERC D23の専用アプリの設定
ではD23の設定から飛行までを解説します。
D23-2はカメラ機能がないので、アプリは使用しません。
アプリのダウンロード
まずDEERC D23専用のスマホアプリのダウンロードします。
スマホにマニュアルの13ページにあるQRコードを読み取らせる事で、専用アプリ「DEERC FPV」をダウンロード出来ます。
D23シリーズのスマホ接続から飛行まで
次にD23シリーズのスマホの接続・飛行準備・飛行までの解説です。
カメラが無いので、スマホ接続部分とカメラ関連部分はD23-2は使用しません。
以下の動画を見てください。
DEERC様の「D23操作動画」が非常に良く出来ていますので、そちらの動画を貼付します。
以下がこのビデオのタイムラインになります。
[00:10〜]・コントローラーの電源投入:コントローラー下部の電源スイッチを入れる
[00:12〜]・機体とスマホのペアリング(D23のみ):左スティック(スロットルスティック)を上下に倒し、機体とペアリングさせる
[00:15〜]・ジャイロのリセット:コントローラーの左右のスティックを同時に左下に下げ、ジャイロのリセットをする(この時には必ず機体を平らな場所に置く)
[00:18〜]・機体とスマホの接続(D23のみ):スマホのWi-Fi設定で「DEERCFPV-******」を選択し、機体とスマホを接続する
[00:28〜]・専用アプリを開く(D23のみ):専用アプリを開くとD23のカメラからの画像が表示された画面になる
[00:36〜]・LEDライトの表示の切り替え:ライト切り替えボタンを押してライトの状態を変更する(5種類)
[00:47〜]・ワンキー離陸:ワンキー離着陸ボタンを押すと、機体は簡単に離陸する
[00:49〜]・手投げテイクオフモード:ペアリングとジャイロのリセットが完了した状態で機体をゆっくりと上に投げると、機体はホバリングを開始する
[00:52〜]・スピードの切り替え:左スティックを押すとスピードが切り替えられる(低速/中速/高速)
[00:57〜]・3Dフリップ:右スティックを押し込んでからスティックを倒し込むと。その方向に機体がフリップアクションする
[01:04〜]・ホバリングモード:ビデオ撮影ボタンを長押しすると、ホバリングモードに入る
[01:13〜]・写真撮影とビデオ録画(D23のみ):写真ボタンを押すと写真を撮影し、ビデオ録画ボタンを押すと録画を開始する
[01:18〜]・トリムの修正:トリム修正ボタン(写真ボタン)を長押ししながら右スティックをコントロールして、トリムの調整をする
[01:24〜]・ヘッドレスモード:ヘッドレスボタン(LEDカラー変更ボタン)を長押しすると、ヘッドレスモードに入る
[01:31〜]・ワンキー着陸:飛行中にワンキー離着陸ボタンを押すと、機体は即座に着陸する
[01:36〜]・機体の緊急停止:写真撮影ボタンとビデオ録画ボタンを同時に押すと、機体のプロペラが緊急停止し機体は落下する
[01:40〜]・ブーメランモード:機体の電源を入れ水平にし電源ボタンを2回押すとLEDが点滅になり、ブーメランモードに入る
[01:58〜]・バッテリーへの充電:充電ケーブルをバッテリーに挿しUSB Type-A側をバッテリーなどに挿すとType-Aのコネクタが赤く点灯しバッテリーへの充電が始ま理、充電が終わるとコネクタが緑に点灯する
[02:10〜]・専用アプリ:アプリのダウンロード用QRコード
DEERC D23とスマホの専用アプリはとても簡単に接続出来ます。
そしてD23シリーズはとても簡単に飛行させる事が出来るのです。
ジャイロリセットは機体を安全に飛行させる為に欠かせないオペレートです。
コントローラーの左右のスティックを左下方に同時に押し下げるとジャイロのリセットが実行されます。
動画?
この作業は必ず平らな場所で行ってください。
離陸前の安全確認
重要
離陸前には必ず周囲の安全確認をしてください、安全確認を怠ると非常に危険です。
小さなドローンでもプロペラは高速回転しています。
必ず周囲に人が居ないかを確認してから離陸させましょう。
高解像度で驚いた!DEERC D23の静止画と動画(D23のみ)
ここからはDEERC D23に搭載されているカメラの動画と静止画を確認します。
思った以上に高性能だったD23のカメラ
機体に搭載されたカメラで動画と静止画を撮影してみました。
僕はちょっと驚きました、静止画像と動画が思った以上に綺麗だったのです!これは嬉しい誤算でした。
・静止画像
静止画像はジンバルなどの手ぶれ補正機能が付いていないので、多少はブレてしまいます。
しかし機体の動きをトリムで調節すれば安定してホバリングします。
この状態で撮影すると、時計の写真の様に予想以上にかなり綺麗な写真が撮れてしまいました!
画角は50°とかなり狭いのですが、それが却って画面を歪ませないので良い方向に働いたのだと思います。
・動画
動画の撮影テストです。
解像度は1280×720pと、数値的にはこちらも決して高解像度とは言えません。
しかし静止画と同様にかなり綺麗な動画が撮れてしまいました。
動画は同クラスのドローンと比較して、かなりの高解像度だと思います。
値段が値段なのでジンバル(ブレ補正)機能が付いていませんので、空中での動画撮影時には素早い動きをしない様に気を付けなければなりませんでした。
DEERC D23、 Holyton D23-2のまとめ
皆さんDEERC D23とHolyton D23-2は如何でしたか?
この機体は100g未満なので、ドローン規制法の対象外です!
基本的に禁止場所以外では問題なく飛行させる事が出来ます。
トイドローンはドローン初心者の練習用であり、大きな機体へのステップアップに繋がる体験を提供してくれます。
各メーカーの努力で軽量かつ高性能な機体が開発・販売される事で、少しでもドローンユーザーが増えて行く事になる様に祈っています。
D23シリーズの素晴らしい点は以下の通りです。
・ホバリングが非常に安定している。
・コントローラーがシンプルである。
・静止画、動画共に非常に綺麗である。
・本体のLEDが明るいので、暗い場所でも明るい室外でも認識しやすい。
・値段が安価である
以上です。
このD23シリーズは、久しぶりに短所が殆ど見当たらないオススメのトイドローンでした。
皆さんも小型軽量しかも美しく光るDEERC D23とHolyton D23-2でドローンライフを楽しみませんか。
☆ねわげ
今回紹介した製品へのリンク
こちらがカメラ有りバージョンのDEERC D23です。
こちらはカメラ無しバージョンのHolyton D23-2です。