Silicon-powerのMobile C10はMacBook Airや新型iPadにも直差し出来る便利なUSBメモリ
この記事は2023年の最初の記事になります。
2023年の1月から急に忙しくなり、ブログが全く書けませんでした。
これからどんどん書いていきますので、皆さんよろしくお願い致します。
2022年後半から、アップルは立て続けにM2 MacBook ProやMacBook Air・Mac mini・M2 iPad Pro・iPad 10thなどを発売して来ました。
これらの製品のUSBインターフェースは全てUS Type-Cになっています。
Appleの製品に限らずUSBのインターフェースは徐々にUSB Type-C(ThunderBolt)コネクタに移行しつつあります。
今回はUSB Type-Cコネクタ専用の USBメモリであるSilicon-Power Mobile C10を入手しました。
このUSBメモリは非常にコンパクト・軽量で、僕も非常に興味がありましたので早々にレポートを開始します。
目次
USB Type-C搭載で便利になったiPadシリーズ
僕はブログ執筆用にM2 iPad ProやiPad mini6を使用しています。
また先日母はiPad 10thを入手しました。
(写真は上からiPad mini6 , iPad 10th , M2 iPad 12.9)
何れのiPadもケーブルコネクタはLightningでは無くUSB Type-Cを使用しています。
最近発売されるiPadで1番便になったと思うのがこのUSB Type-Cコネクタの搭載なのです。
何しろUSB-Cハブは使えるし、USB-C対応のディスプレィにはiPadを直接繋げられます。
またHDDやSSDそしてUSBメモリなどの外部ストレージを直接iPadのUSB Type-Cコネクタに挿し、iPad OSのファイルアプリを使えばストレージ内のデータを直接編集する事もiPad内の写真やデータを外部ストレージに移行する事も簡単に出来るのです。
またそれに対応出来るガジェットも多数販売されてます。
僕が以前このブログで紹介したUSB Type-Cコネクタを装備したiPadやMacBookシリーズに対応した「USB Type-Cコネクタに挿して使うガジェット」は以下になります。
Anker 551 USB-C ハブ(8-in-1, Tablet Stand)折りたたみ式タブレットスタンドの記事は以下になります。
Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD Ethernet HUBの記事は以下をクリックしてください。
Yottamaster M.2 NVMe ENCLOSUREの記事は以下になります。
DVDドライブやBlu-rayドライブもハブを介したりUSB Type-Cケーブルを使えばiPadに直接挿せますが、iPad OS自体がドライブを認識してくれませんでした。
以下のガジェットはWi-Fiを使ってiPadでDVDを再生できると謳っていますが、僕はまだ現物を確認していません。
超小型で高速なSilicon-PowerのMobile C10
ここではMobile C10の特徴を挙げてみます。
Mobile C10のスペック
先ずはスペック表です。
製品名 | Mobile C10 |
製造元 | SILICON POWER(台湾) |
容量 | 16GB, 32GB ,64GB, 128GB |
寸法 | 18.7 x 34.1 x 8.4 mm |
重量 | 3.2g |
カラー | Black, White |
サポートOS | PC- Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP
Mac OS 10.3.x or later Linux 2.6.x or later Mobile device- Android 4.1.X* or later / Windows phone 8* or later iPad OS 16 |
規格 | Type-C USB 3.2 Gen1 interface |
保証期間 | 5年 |
以上です。
軽量でコンパクトなMobile C10
僕はMacBookなどにコンパクトなUSBメモリを常用しています。
今までスティック状のUSBメモリをパソコンに挿して使っている場面でUSBメモリに足を引っ掛けてしまい、そのUSBメモリを破壊した事例を何度も見て来ました。(僕はUSBメモリが壊れ易いのは、本体のコネクタにまでダメージを与えない為だと考えています。)
そんな恐ろしい事故に対応する為に突出部分が少ない、なるべく小さなUSBメモリを選んで使って来ました。
その理由は「ガジェットのコネクタに挿しても本体から殆ど飛び出ない」からなのです。
しかし今までのこう言ったUSBメモリは殆どがUSB Type-Aコネクタばかりだったので、変換アダプタやハブを介してでしかiPadに接続出来ませんでした。
そして僕は以下の様なアダプターを使ってiPadに接続していたのです。
しかしアダプターを使うと、折角のコンパクトな形状もかなり長くなってしまうのです。
そこで今回入手したのがSilicon-Power Mobile C10なのです。
このコンパクトなガジェットMobile C10はコネクタがUSB Type-Cなので、ケーブルや変換アダプタなどを介さずに、直接iPadのUSB-Cコネクタに接続出来る優れ物なのです。
高速なデータ転送速度
このSilicon-Power Mobile C10の仕様はUSBインターフェースの規格はUSB 3.2 Gen1です。
最大5Gb/sの転送速度はかなり早いですね!
写真で見るSilicon-Power Mobile C10
ここからはSilicon-PowerのMobile C10(以下Mobile C10)を写真で見ていきましょう。
・パッケージ
パッケージは吊るしタイプのパッケージです。
パッケージ表面にも記載されていますが、僕が入手したMobile C10はUSB 3.2 Gen1 128GBモデルです。
・本体、前後
本体はシンプルそのもの、飾り気はありませんがいかにもガジェットという感じです。
・本体、上下左右
本体の突出部の長さは約37mmでした。
・コネクタ
コネクタはUSB Type-Cオンリーです。
巷に溢れているUSB Type-AとUSB Type-Cの両インターフェースを装備した回転式のメモリではありません。
コネクタ部分は剥き出しでは無く、しっかりとシャッターが装備されていました。
シャッターはコネクタ全面を覆っていますね。
Silicon-Power Mobile C10をiPadに接続してみよう。(動画有り)
Mobile C10をiPadに接続してみましょう。
以下の3機種に接続して写真のデータを共有してみます。
・iPad mini6
・iPad 10th
・M2 iPad Pro 12.9
iPad mini6に接続
先ずは1番小型なiPad mini6から。
Mobile C10をiPad mini6に挿すと以下の写真の感じになります。
ESR製のiPad mini6用のケースはかなり分厚いのですが、Mobile C10は何とか挿せました。
Mobile C10の突出部分がもっと小さいと安心なのですが...。
次にファイルアプリでMobile C10がマウントされているか確認してみましょう。
Mobile C10はしっかり認識されていますね。
ここで1枚の写真をMobile C10にコピーしてみましょう。
iPad 10thに接続
次はMobile C10を最新のiPadであるiPad 10thに接続してみましょう。
こんな感じになります。
やはり突出部がちょっと心配です。
先程iMab mini6からMobile C10にコピーした写真を見てみます。
今度はMobile C10に写真を2枚コピーしましょう。
M2 iPad Pro 12.9に接続
最後にM2 iPad Pro 12.9に挿してみます。
ESRのケースがブラックなので、違和感はありません。
Mobile C10はちゃんとマウントされています。
最後にMobile C10に3枚の写真をコピーしてみます。
通常のHDDやSSDと同じ様に快適に使用出来ますね!
iPadやMacBookシリーズを持ち運ぶユーザーにお勧めのSilicon-Power Mobile C10
USB Type-Cコネクタに直接挿せる、コンパクトなSilicon-Power Mobile C10はデータを保存するのにとても便利でした。
また大きなデータをバックアップするのも、ファイルアプリを利用すればMobile C10に簡単に出来ます。
Appleの製品間では、データのやり取りをする場合はAirDropが利用できます。
しかし重要なデータを確実に転送する為には、やはり「電波」では無いMobile C10の様なUSBメモリを使って安心安全に移動させるのも大切だと思います。
このMobile C10自体もかなりコンパクトなのですが、USBメモリの集積度が上がって突出部分がもっとを小さくなったらiPadなどに常時接続したいと思います。
USB Type-Cコネクタを装備するiPadそしてMacBookなどのパソコンを持ち運んで仕事をするユーザーに、このSilicon-Power Mobile C10は非常におすすめの製品です。
皆さんもSilicon-Power Mobile C10の様な便利なコンパクトなガジェットを積極的に利用してみては如何ですか。
☆ねわげ
今回紹介した製品へのリンク
こちらが今回紹介したSilicon-Power Mobile C10へのリンクです。
こちらはSilicon-PowerのMobile C21です。
このモデルは両端にUSB Type-CとUSB Type-Aコネクタを備えています。
規格はUSB3.1 Gen1なので、通信速度はC10と同様に5Gb/sです。