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☆Rollei35のレンズTesserの素晴らしい写りを堪能しよう
先日35mmのフィルムカメラ、Rollei35の紹介をさせて頂きました。
今回はそのRollei35の実際の作例をアプロードしていきたいと思います。
フィルムカメラの復権への願い。
僕はもちろんデジカメも使いますが、それと並行して今でもフィルムカメラで撮影を続けています。
しかし現在ではフィルム会社がフィルムの製造規模を縮小したりフィルムの値段や現像代が上がったりフィルムが販売中止になったりする記事を見るにつけ、フィルムカメラで撮影する事自体が段々と時代に合わなくなって来たのかも知れないと頻繁に感じる様になりました。
しかし以前にも書きましたがフィルムカメラの持つ独特な雰囲気、現在のデジカメにはない金属感とガラス感、そして何よりも撮影して直ぐに結果が見られない「もどかしさ」とちゃんと撮れているのかという不安感や期待感ドキドキ感は現在のデジカメでは到底味わえない素晴らしい感覚だと思うのです。
写真屋さんにフィルムを現像に出している間、自分はどの様に撮ったのか?どう撮れているのか?などを夢想するのはとても楽しくて大切な時間です。
最近は時々思い出した様にフィルムカメラが脚光をあびる時がありますよね?そんな時にはフィルムとフィルムカメラの復権がなされる事を夢見てしまうのでした!出来ればの話ですが。
Rollei35、Tessarレンズでの作例
またまた自分で撮影した手前味噌の作品ばかりでお恥ずかしいのですが、出来るのならRollei35のレンズCarlZeiss Tesserのレンズ力を少しでも感じて頂けたら幸いです。
それではアップロードさせて頂きます!
Rollei35はピント合わせは目測なのです。それはつまり被写体までの距離を測って、その数値をピントリングに刻まれた数値と合わせ合焦させるのです!この方式は目測を誤ると完全なピンボケ写真になるのですが、慣れると距離自体は案外外さなくなるのです。また少し絞ればある程度の測りの間違いは誤魔化せます。要は「いかに目測に慣れるか」に掛かっているのですね!
初秋の空です。よく見ると数枚の落ち葉が宙を舞っています!
雲がとても印象的だったのを覚えています。
これを撮影したKodak BW400CNと言うフィルムは好きなフィルムです。Monochromeなのにカラー現像するという変わったフィルムでした!描画はコントラストが強く、ISO400の粒状感がとても美しいフィルムでした。
しかしこのフィルムは既に販売終了しています...非常に残念です。
film Kodak BW400CN
山梨県内でよく見られるこの丸い玉は道祖神様です。
長野や岐阜県の道祖神様は男女2体が仲良く寄り添って彫られているのですが、山梨県は通常まん丸い石1つがなつられています。このように大量の丸石が奉られた道祖神場は珍しいのかな?
(道祖神は路傍に祀られた神様で、集落の入り口や分かれ道、集落の中心部に魔除けとして祀られています。)film Agfa Vista 100
新宿駅西口です。小田急百貨店から撮影しました。拡大すると細かいタイルまで描画されているのが分かりますね。
これはKodakのT-MAXと言う僕が大好きなフィルムで撮影しました。Rollei35はKodak T-MAXとの組み合わせが一番のお気に入りなのです!
film Kodak T-MAX 100
KodakのT-MAXシリーズは現在でも販売されています!
FORDのとても古いワンボックスです。このTessarと言うレンズはレンズ構成が単純な為、非常にストレートな写りをすると思います。特に金属の表現がお気に入りなのです!
film Kodak Ekter 100
奈良東大寺大仏殿前の八角灯籠です。
この灯籠は非常に細かい細工がしてあるので見ていてワクワクしてしまいます!
film Ilford XP2
走行中のJR中央線の各駅停車車両です。
動く被写体を撮影する時には「置きピン」(ピントを合わせたい場所を予想して、予め距離を決めておく事)をして絞り気味に撮影すれば案外綺麗に写る物なのですよね、ただし絞りはシャッター速度との相談となります。
film Agfa Vista 100
置物の犬ですね、これもKodak T-MAXでの撮影です。黒と白のコントラストがハッキリ出て非常にキレている写真だと思います。
このRollei35のTessarレンズで「切れの良い写真」を撮る事が僕の目標でもあります。
film Kodak T-MAX 100
野良猫が寝ていました。
Rollei35はレンズシャッター(レンズの直ぐ後ろにシャッターシステムがある)なので通常のカメラに比べて音が非常に静かです。しかも画角が40mmで最短撮影距離は約90cmですので、猫を撮影するのに持って来いのカメラでした。
毛並みまで非常に細かく描画していますよね!
film Kodak TX-400 (TRI-X)
市民球場の外野席入り口です。
僕はアンダー気味の写真が好きなので、若干絞り気味に撮影する事が多くなります。しかし暗いな〜...。
film FujiFilm Acros100
Monochromeの写真ばかりで済みません..どうもこのRollei35にはついついモノクロフィルムを入れてしまうのです。
新宿の地下道、手持ちでの撮影ですがレンズシャッターなのでしっかりホールドすれば殆ど手振れは起きません!
film Kodak BW400CN
この頃の僕は被写体としての猫を探し求めていました。猫も不思議と僕に懐いてきたので撮影は非常に楽でした!
film FujiFilm Acros100
これは確か法隆寺の手水場だと記憶していますが...吐水口のコントラストが大好きです!
レンズシャッターの最高速度は1/500ですので、したたり落ちる水を完全に止めるのはちょっと難しいかも知れません。
film Ilford XP2
屋外の駐車場のフェンスに何故かハングされていた熊さんの縫いぐるみです。
誰が置いたのでしょうか?雨が降れば多分濡れてしまうと思うのですけど...。
film Kodak T-MAX100
JRの駅の上を通る陸橋からの撮影です。
カラー写真も好きなのですが、どうしても情報が多すぎてちょっと疲れてしまうのですよね。
film Agfa Vista100
巨大な丸い石です。何に使われたのか全く分かりません。
こういう被写体は出来たらモノクロで撮影したいですね~大好きです!
film Ilford XP2
Rollei35の作例まとめ
今回の記事では久しぶりに自分の撮影したRollei35での写真を改めて見る機会が出来ました!そして色々な物を撮っていると再認識出来ました。
先日またRollei35にISO400のモノクロフィルムを詰めました!
とても小さなカメラですので久しぶりに常時携帯して撮影してみたいと思います。
昔フィルムカメラで撮影していた皆さん、まだフィルムカメラに触った事のない皆さん。
市場にはまだまだフィルムカメラが存在しフィルムは販売されています。
是非手に取ってその素晴らしさを体感して頂ければと切望します!
それではまた。
☆ねわげ
以下に今回撮影に使ったフィルムで、現在入手可能な物を張っておきますね!