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目次
SIGMA DP Merrillと言う不思議なカメラ達。DP3Mの作例(通常撮影&マクロ編)
今回はSIGMA DPシリーズのSIGMA DP3 Merrillの作例をご紹介します。
(DP Quattroシリーズでは無く、DP Merrillシリーズです)
大量の写真をアップロードしましたので、お楽しみ下さい。
(出来ましたらタブレットやパソコンの大画面で見て頂くと、細部まで楽しめると思います。)
このSIGMA DP3 Merrill(以下DP3M)はDP Merrillシリーズの最終モデルです。
このカメラの焦点距離は50mm、35mm換算で75mmになります。
75mmと言えば中望遠、ポートレートなどに最適な画角ですね。
つまりSIGMA DP MerrillシリーズはDP1Mが28mm、DP2Mが45mm、DP3Mが75mm。
レンズ交換が出来ないDP Merrillシリーズ...SIGMAさんは、ユーザーが3台共入手する事を分かっていてシリーズ化したのだと思います。
最初に選んだのはDP3Merrill
以前のブログにも書きましたが、僕がこのDPシリーズで最初に入手したのがDP3Mでした。
その理由は3つ有ります。
・75mmの焦点距離は以前から多用していた。
・このDP3Mだけ外付けレンズを使わずにマクロ(中望遠マクロ)が使えたから。
・Photo.YodobashiやBicPhotoStyle、Kasyapaなどの作例が僕好みだったから。
特に3番目のカメラ量販店の作例には背中を押されました。
何しろ僕の好きな弱アンダーでコントラストが強めの写真が並んでいたのですから。
DP3Merrillの作例
では僕の作例を貼っていきます。
以前のブログと写真が被るかも知れませんが悪しからず。
湯島天神の梅の花です。
絞り開放で、梅の花の雄しべにピントを合わせました。
天気が薄曇りだったので、花弁の隅々まで光が回っていますね。
「湯島天神の梅花」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/320
雀です。
背景をボカしたくて、絞り開放で撮影しました。
もう少し絞れば良かったと反省しています。
しかし雀って鋭い目をしていますね。
「不忍池の雀」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/1250
山梨県塩山市にある「方光寺」の仏像です。
この日も曇り空、僕は晴天よりも曇天に撮影するのが好きなのだと思います。
若干絞っての撮影です。
「方光寺仏像」 ISO : 200 f : 5.6 s : 1/15
山梨県塩山市、恵林寺の参道にある、ちょっと洒落た喫茶室「恵雲堂」です。
光源は外からの少ない光とスタンドですので、マスターにお願いして三脚を使わせて頂きました。
「喫茶室恵雲堂」 ISO : 200 f : 5.6 s : 1/80
山梨県山梨市にある「万力公園」の噴水です。
晴天だったのでシャッター速度を上げる事が出来ました。
DPシリーズは赤の発色に少しだけ気を遣います。
「万力公園の噴水」 ISO : 100 f : 5.6 s : 1/1600
恵林寺の一輪の椿です。
恵林寺は山梨県塩山市にある臨済宗妙心寺派のお寺で武田信玄の菩提寺でもあります。
信長に焼き討ちにされた際、住職の快川禅師は「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」と言葉を残し火に包まれました。
絞り開放で撮影、背景の玉ボケを捕まえる事が出来ました。
「恵林寺椿一輪」 ISO : 200 f : 2.8 s : 1/60
サクランボです。
サクランボの詰まった箱を撮影してみました。
サクランボの高さがかなり一定だったので、絞り開放で撮影してみたのです。
「サクランボ」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/10
桜と富士山
ここは御殿場アウトレット、幸運な事に純白な富士山に満開の桜が色を添えてくれました。
「桜と富士山」 ISO : 100 f : 11 s : 1/400
信玄公祭りの女武者
お祭りでの騎馬行列。
被写体は動いていましたが、絞りを若干開けてシャッター速度を稼ぎました。
僕は人物は殆ど撮らないので、珍しい写真です。
「信玄公祭りの女武者」 ISO : 100 f : 4.5 s : 1/250
クレマチスです。
こちらは絞り値が解放f2.8です。
解放で撮影すると主役の被写体が浮かび上がって楽しいですね。
「咲き誇るクレマチス」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/160
椿に積もる雪です。
雪は降り続いていました。カメラを濡らさぬ様に気を遣いました。
解放だと背景が消えて無くなるのでf5.6での撮影でした。
「椿に積もる雪」 ISO : 100 f : 5.6 s : 1/60
ポトスです。
僕がDP3Mを開封して直ぐに撮影しました!
ピントはブルーのゼリーに合わせています。
「ポトス」 ISO : 100 f : 5.6 s : 1/60
トマトです。
小ぶりなフルーツトマトを頂きました。
これも解像度が一番高いf7.1での撮影です。
薄暗い場所だったのでシャッター速度が遅いです。当然三脚使用です。
「フルーツトマト」 ISO : 100 f : 7.1 s : 1.0s
富士遠景です。
このDP3Mで一番素晴らしい描画を切り取れる絞り値はf7.1。
絞り値 f7.1は解像度も非常に高くなります。
「富士遠景」 ISO : 100 f : 7.1 s : 1/1000
初秋の彦根城です。
この日は天気も良く絞り気味で撮影していたのですが、背景の彦根城をボカしたくてf4.0まで開けてみました。
「初秋の彦根城」 ISO : 100 f : 4 s : 1/800
ブナの紅葉です。
陽光に透けたブナの葉が美しいです。
絞り開放でも輪郭などが崩れていませんね。
「ブナ紅葉」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/1000
降り積もる雪
絞り開放でも薄暗かったので、シャッター速度が稼げました。
雪の粒を撮りたかったのです!
「降り積もる雪」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/160
寄せ植えです。
これもf7.1で撮影しました。
次のブログではf7.1とf16の比較をしてみたいと思います。
「寄せ植え」 ISO : 100 f : 7.1 s : 1/8
中望遠マクロで植物を撮る
今度はDP3Mの「中望遠マクロ」で撮影した作例です。
クレマチスです。
絞りは開放のf2.8。
しべの中心部は綺麗に解像していて、そこから周囲が綺麗にトロけていますね。
「クレマチス」 ISO : 100 f : 2.8 s : 1/80
アマリリスです。
今度は絞り値をf16まで絞り込みました。
雄しべの花粉までもが綺麗に解像しています。
「紅白のアマリリス」 ISO : 100 f : 16 s : 1.3s
次もアマリリスです。これもf : 16まで絞っています。
元データを拡大してみると、花粉から芽の様な物が伸びているのも確認できるのです。
「ホワイトアマリリス」 ISO : 100 f : 16 s : 1/125
朝顔の中心です。
DP3Mの最高解像度が得られるというf7.1で撮影しました。
中心部のしべを拡大してみると、まるで顕微鏡写真の様に見えるのです。
「謎の穴」 ISO : 100 f : 7.1 s : 1/250
百合の雄しべです。
これも絞り値がf7.1で撮影しました。
手前の雄しべの花粉にピントを合わせています。
「百合の花粉」 ISO : 100 f : 7.1 s : 1/5
DP3M...コンパクトにして唯一無二の描画!
皆さん如何でしょうか?
この無骨な四角いカメラから吐き出される高画質の画像、僕は撮影データをパソコンで確認する度にゾクゾクしてしまいます。
これらの作例で、DP3Merrillの素晴らしさをちょっとだけでも感じてくだされば嬉しいです。
このDP3Merrillには後継機種のDP3 Quattroが有ります。
Quattroの描画も素晴らしいです!
しかし贔屓せずに比べると、僕にはDP3 Merrilllの描画の方に魅力を感じてしまうのです。
皆さん、もし中古などでDP3 Merrillを入手したらパソコンで最大に拡大してみてください。
きっと今まで見えなかった物まで見えてくると思いますよ。
(次回のDP3 Merrillの作例では、モノクロとヌメリの描画をお伝えするつもりです。)
それではまた!
SIGMA DP Merrillと言うコンパクトカメラ達 ① Foveon編
SIGMA DP Merrillと言うコンパクトカメラ達 ② DPシリーズ入手編
SIGMA DP Merrillと言うコンパクトカメラ達 ③ DP1 Merrillの作例
SIGMA DP Merrillと言うコンパクトカメラ達 ④ DP2 Merrillの作例
SIGMA DP Merrillと言うコンパクトカメラ達 ⑥ DP3 Merrillの作例 モノクロ etc...
☆ねわげ