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印伝の小銭入れは使うほどに味が出る逸品だった。

皆さんは「甲州印伝」という言葉を聞いた事がありますか?

 

甲州印伝とは山梨に伝わる鹿革の加工技術で、例えば武士の甲冑の威などに使われていたと言われるとても古い伝統工芸品です。

 

今回は甲州印伝の由来の説明も兼ねて、甲州印伝製のがま口タイプの小銭入れを紹介したいと思います。

甲州印伝とは?

甲州印伝は山梨に古くから伝わる伝統工芸品です。

 

簡単に言えば「大昔にインド(印度)から甲州(今の山梨県)に伝来した、鹿革に漆で模様を施した細工品」を略したのが「甲州印伝」なのです。

 

甲州印伝は滑した鹿の革に、型紙を使い漆で模様をつけた物を言います。

そしてその製作工程は繊細を極めます。

 

鹿革は人間の肌の感触に一番近い革と言われています。

 

甲州印伝は使い込めば使い込む程に柔らかく手に馴染む様になります。

 

また漆で描かれた模様は、時と共に色合いが徐々に変わっていきます。

これが「甲州印伝を持つ喜びと育てる楽しみ」に繋がっているのです。

 

以下の写真は父の形見の印鑑ケースです。

多分50年以上経っている物だと思います。

 

金具の部分を見ると印伝屋上原勇七の刻印が見えますね。

 

この印鑑ケースは現在でも現役で使っているのです。

 

甲州印伝はハンドバッグから財布、ジュエリーケースなど色々な商品が製作・販売されています。

 

 

 

 

 

 

 

伝統工芸、甲州印伝の現在の状況

甲州印伝を作る工房は、現在では色々な企業などと積極的にコラボし現代風な印伝が生み出されています。

 

また山梨県甲府市のふるさと納税の返礼品としても甲州印伝を選ぶ事ができます。中でも例えば今流行りの「ゆるキャン」の小銭入れ(印伝の山本製)は品切れになる程の人気商品なのです。

 

現在甲府市に甲州印伝の工房は4軒あります。

その中でも有名なのは「(有)印傳の山本」「(株)印傳屋上原勇七」です。

 

印傳の山本

印傳の山本は店舗と工房を甲府市に構え、主要取引先として三越伊勢丹やそごう・西武などがあります。

また職人である山本祐輔さんは日本でたった一人の「甲州印伝・伝統工芸士(総合部門)に認定されています。

また2013年からは他事業社と共同で「山梨で獲った鹿の皮」を使った製品「URUSINASIKA」のプロジェクトを開始しています。

 

コラボにも積極的で、県内の大学の記念品を作成したりアニメのイメージ作品なども制作しています。

 

またユーザー自身が気に入った柄を用意する事で、その柄の印伝の製品をワンオフで作成してくれるそうです。

印傳屋上原勇七

印傳屋上原勇七は日本全国に甲州印伝の名前を広めた有名店です。

 

その直営店は甲府本店を始め青山や心斎橋・名古屋御園店などがあり、また全国の有名デパートにも取扱店を持っています。

 

過去にはアスプレイ・グッチ・ティファニーなどの超有名ブランドとのコラボ製品もありました。

以下のハローキティの印伝の名刺入れもコラボ製品です。

 

現在も色々な企業と積極的にコラボ製品を開発しています。

がま口の小銭入れは使い易い!

今回メインで紹介したいのは甲州印伝のがま口財布です。

 

最近ではしっかり作られたがま口の小銭入れを見掛ける事が少なくなりました。

 

その理由は、がま口の金具を作る日本の職人さんが少なくなっているという事です。

そして現在安価に出回っているがま口(金具部分)の殆どは輸入製品だそうです。

 

僕はがま口の小銭入れが大好きです。

パチッという音と共に開閉する感覚...左右の金具がピッタリと合わなければ出ない、あの音を聞く度に爽快感を覚えます。

 

しかもがま口は広く広がる為、小銭の出し入れがし易いのです。

 

がま口は構造的に大きく作る事ができる為、ショルダーバッグや手持ち鞄などにも使われる事があります。

ネットで「ダレスバッグ」で検索すると、たくさん出て来ます。

 

がま口、なかなかの優れものですよね。

印伝のがま口小銭入れを写真で見る

では印伝のがま口の小銭入れを見てみましょう。

 

先ずは「印伝の山本」製がま口財布小銭入れから。

 

こちらのがま口小銭入れは、とても薄く作られています。

かと言って中に入るコインが少ない訳ではありません。

 

この山本の印伝に使われる鹿革は柔軟性がある為に、かなりの量のコインを入れても問題なく使えます。

そして型崩れを起こさないのもこのがま口小銭入れの魅力です。

 

ではがま口を開け閉めする音を聞いてみてください。

 

如何ですか?気持ち良い音がしますよね。

 

次は「印伝屋」のがま口小銭入れ。

 

こちらのがま口小銭入れは少し厚めなのです。

 

印伝の山本の物とくらべてみましょう。

印伝屋の小銭入れは厚さが倍以上有りますよね。

 

僕はこの小銭入れに描かれているトンボ柄の「なごみ」が大好きで、この小銭入れをずっと使っていました。

 

ではこちらもがま口を開け閉めする音を聞いてみましょう。

 

如何ですか?こちらも大きな、そしてしっかりとした音が気持ち良いのです。

 

しかしこのシリーズのがま口型小銭入れは本体が厚いので、ジーンズの尻ポケットなどに入れて使っていく内に革の部分が潰れてがま口の金具が取れてしまう事がありました。

 

そんな理由で今は「印伝の山本」製の薄いがま口をメインで使っています。

そして印伝屋のがま口小銭入れはカバンの中に放り込んで持ち歩いているのです。

使えば分かる、甲州印伝の魅力

如何でしたか?

 

今回は甲州印伝のがま口小銭入れを紹介致しました。

 

甲州印伝には色々な小物があります。

そしてブランドとコラボした製品も多数販売されています。

 

また自分で好みのデザインを作成してオリジナルの印伝製品を持つこともできる優れものです。(印伝の山本)

 

皆さんも是非一度、山梨県の伝統工芸品である甲州印伝を手に取って使ってみてくださいね。

☆ねわげ

今回紹介した製品へのリンク

こちらが今回紹介した甲州印伝のがま口小銭入れです。

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