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目次
骨伝導ヘッドセットTREKZ TITANIUMとは!?
いきなりですが「骨伝導ヘッドセットTREKZ TITANIUMはすごいぞ!」とお題にあげてしまいました!
この製品、それ程素までにすごいのです。
その素晴らしさを皆様にお伝えしなければならないと言う使命感に燃えている僕なのです。
今回は骨伝導ヘッドセット「AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600」のレポートをさせていただきます。
骨伝導ヘッドセットって何?
先ずは人に音が伝わる仕組みの説明です。
音とは物体の振動が空気振動を通して伝わって来るものですね。
音は耳介(人間の顔の左右に出ている、いわゆる耳です)で集められ外耳道から入り鼓膜を振動させます。その音を中耳にある骨で増幅されたのち内耳に入ります。
そして内耳にある蝸牛(蝸牛とはカタツムリの事です!それによく似た器官なので蝸牛と呼ばれています)にある有毛細胞で電気信号に変えられて脳に送られることで初めて音として認識されるのです。
骨伝導ってどういう仕組み?
さて骨伝導ですが、これは何と僕たちも日常的に行っているらしいのです!
声帯から発せられた声は口から空気中に広がり耳介で集められ...上記の様に脳に認識されます。しかし声帯の振動は空気中だけでは無く、頭蓋骨を通って直接聴覚神経に伝えられ、電気信号に変えられる分も有るらしいのです。これが正に骨伝導なのでした!
骨伝導の技術は主に医療の分野で発展してきました。外耳、内耳などに障害がある人でも音を振動に変える補聴器を装着すれば通常と変わらない(そのレベルは分かりませんが)音を聞くことが出来るようになってきたのです。
骨伝導ヘッドセットとは?
骨伝導ヘッドセットはイヤーパッドを耳に入れません!平たくなった先端部分を耳の直前に押しつけるような形状をしています。
実はこれがこの骨伝導ヘッドセットの最大の特徴でありアドバンテージなのです!その話は後半で。
そしてiPhoneなどからケーブル、またはBluetoothで発せられた信号をその先端に仕込まれた装置で振動に変え、押しつけられた部分を振動させて聴覚神経に伝えているのです。
TREKZ TITANIUMって???
TREKZ TITANIUM正式名称(AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600)と言い、2016年2月に発売されました!
これはBluetoothで信号を飛ばす、いわゆる骨伝導型ワイヤレスヘッドセットなのです。
それまでも骨伝導ヘッドセットは販売されていました。しかし値段が極端に高かったりワイヤードだったり先端部が巨大だったり...TREKZ TITANIUMに出会う前はなかなか良い製品が見つからなかったのです。
TREKZ TITANIUMはとても美しい形状をしています。本体はシリコンでコーティングされています。
充電口にも蓋が付いていて運動時の汗やちょっとした水濡れ時にも本体への水分の侵入を防いでいます。
左右をつなぐバンド内には何とチタニウム(Ti)を使用しています。チタニウムは希少な金属で(軽い)(強い)(錆びない)というパーフェクトな特性を持った金属なのです。
僕は何度かこのTREKZ TITANIUMの上に座ってしまったことがあるのですが、全く問題なし!強いね~
因みにこのTREKZ TITANIUM、何と「Good Design Award 2016」を受賞していたのでした。これもすごいぞ!
TREKZ TITANIUMはノイズキャンセリングマイクを使い、また独自の技術で周囲への音漏れも大幅に軽減しています。
TREKZ TITANIUMの音は良いの?
TREKZ TITANIUMはPremiumPitch+と言う技術で一般的なヘッドフォンと同等だ...と唄っています。
確かに激安のヘッドフォンやイヤホンそしてヘッドセットに比べると良い音ですが、それなりの値段のヘッドフォン・イヤホンと比べてしまうと...微妙です。(あくまでも私自身の感覚です)
ハッキリ言って音漏れは少しします。
このTREKZ TITANIUMを装着していると、かなりの音が耳から入ってくるように思えます。それは皮膚に密着された振動装置から漏れてくる音なので仕方が無いと思います。まあ常識的な大きさ音楽を聴くのなら音漏れはほとんど気にならないレベルです。
それに音量調節ボタンの(+)と(-)を同時に押すことでイコライザーが切り替わり音質が変化します。デフォルトは低音がかなり出ていますが切り替えると美しい高音が前に出てくるのですがこれはお好みで。
そしてこれには何と耳栓が付いてくるのです!周りの音が気になる時にはお使いくださいと言う事なのでしょうね。
TREKZ TITANIUMの操作性、耐久性は?
操作性は非常にシンプルで使いやすいです。右側には充電口と音量の+と-ボタンが、左側にはマルチボタンが付いています。
まず電源は音量の+ボタンを長押しすれば起動し、そのまま押し続ければ簡単にペアリングモードになりiPhone側の認識も非常に早いです。2台までのペアリングに対応しています。
(この2台までのペアリング機能ですが、iOS12になってからは使えなくなってしまいました。iPhoneの仕様が変わってしまったのだと思います。因みにAndroidでは試していませんので悪しからず)
左のマルチボタンは着信と切断、Siriの起動、音楽の再生と停止、1曲飛ばし・戻し、リダイヤルなどなど一つのボタンで賄っていて正にマルチなのです!
耐久性はかなりあると思います。
僕は購入以来入浴時と睡眠時以外は殆ど外さなかったのですが、約1年後にシリコンの外装が少し伸びて交換していただいた事以外は全く問題が出なかった事から耐久性は非常に高いと言えると思います。
何しろとても丈夫なガジェットだと認識しています。
製品の2年保証は伊達じゃ無い!
このTREKZ TITANIUMには2年の保証期間が付いてきます。
僕もお世話になりましたが、これは本当に心強いですよ...毎日使う物ですからね!メーカーも製品に自信が無ければ2年保証は付けられないと思います。
因みに僕は日本の総代理店の「フォーカルポイント株式会社」さんの正規品を入手しました。
並行輸入品に関しては2年の保証が付いているのかは分かりません。ただこの製品、なぜか並行輸入品の方が馬鹿高い値段で売られている事が多いのです、不思議です。
お勧めしたい逸品、TREKZ TITANIUM!
このAfterShokz TREKZ TITANIUM AS600は非常に優れた製品です。
骨伝導ヘッドセットは耳を塞がない...これはとても重要なキーワードだと思います。
僕が車で移動していると時々耳から白いケーブルを下げた方々に遭遇します。彼らは車がギリギリまで近づかなければ気が付いてくれません!最近のハイブリッド車は音がしないですし、これは非常に危険です。
また都内で電車を利用する時にもホームでスマホに夢中になっている人を多数見かけますが、これにもとても恐ろしいリスクが潜んでいますね。
何をするにも耳は聞こえるようにしておきべきなのです!
自分の身を守る為にもね。
皆さんも是非AfterShokz TREKZ TITANIUM AS600を手に取ってみてください、本当に優れた製品だとすぐに分かると思います。
それではまた~!
追記 AfuterShokzの新製品、OPENMOVE発売!
2020年7月にAfterShokzからOPENMOVE AS660が発売されました。
これは実質的にTrekz Titanium AS600の後継機種です。
この機種は既に入手済み、近いうちにレポートします。
☆ねわげ
今回紹介した製品へのリンク
こちらが今回紹介したAfterShokz TREKZ TITANIUM AS600です。
未だに現役で販売されています...やはり良い製品なのでしょうね!
追記にも書きましたが、こちらが2020年発売のAfterShokz OpenMoveです。
そしてこちらはAfterShokzの最高峰であるAfterShokz Aeropexです!