※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。 購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
目次
小型ドローンHS210ProのVRモードで鳥になれるかも!
コロナの影響で一時的に止まっていたアマゾンでの販売が再開されました!
皆さんは子供の頃に一度くらいは「鳥みたいに空を飛びたい!」と考えたことがありますよね?僕もその一人です。
小学生の頃、校舎の上を飛び回った夢を見た事を未だに良く覚えています。
最近の小型ドローンは非常に進歩しています。特にスマホを使ったFPV(VR)モードの搭載を謳った製品が様々なメーカーから数多く販売されています。
今回は3回連続になりますが、先日入手したHoly Stone HS210ProとDJI Telloを比較しながらFPVモードを検証したいと思います。
HS210Proの関連記事はこちらからどうぞ!
今回も動画の表示にYouTubeノリンクを利用しています。
それぞれの動画はYouTubeの設定で「最高解像度」にて閲覧ください。
FPVとVRモードって何?
FPVとは「First Person View」の略になります。
簡単に言うと「機体最前列からの眺め」つまり自分が実際にドローンに乗った様な映像をリアルタイムで見られる機能なのです。
VRとは(Virtual reality)の略語です、簡単に言うと「仮想現実」ですね。
ドローンのVRモードはVRゴーグルを使い、まさに鳥なって飛んでいるような...またはヘリコプターを操縦して空中を散歩しているような...そんな仮想現実を体験出来る楽しいモードなのです。
HS210ProのVRモードはどこにあるの?(動画あり)
HS210Proのアプリ「HS FPV V2」の画面を見てみると、上部に並んでいるアイコンの中央から右2つ目にVRと言うボタンがありますね?それがVRモードのボタンです。
以下に切り替えの動画を貼付します。
VRのボタンを押すと2画面に切り替わっています。
スマホをこのVRモード(画面が2分割されている)のままVRゴーグルに入れると、HS210Proからの映像は立体的に見えます。それが正にFPVなのです!
以下の動画は上のVRゴーグルのレンズを覗いた動画です。テスト用の人形が左右のレンズの中に独立して映っています。
DJI TelloにもあるVRモード!(動画あり)
実は大人気のドローンDJI TelloにもVRモードが存在するのです。
以下にVRモードへの切り替え動画を貼付します。
しかし一般的なユーザーはTelloのVRモードをあまり利用していません。
実はDJI TelloのVRモードを利用するには一つの条件があります。
その条件とは「Telloとが別にコントローラーを入手しなければならない」という事です。
DJI Telloは基本的にスマホの「Tello」アプリを使って画面をタッチして機体をコントロールする設定になっているのです。
しかしVRモードを使う為にはスマホをVRゴーグルに入れなければなりません!
そうなると画面を指で触れなくなるので、Telloを操縦出来なくなってしまうのです。
そこでTelloの開発元Ryze-Teck社製コントローラーである「GameSir T1d Controller」をTelloとペアリングさせる事でVRモードを実現しているのです。
このコントローラーを使えばTelloの操縦から写真や動画の撮影までが簡単に操作できるのです。
以下がGameSir T1d Controllerです。このモデルは何とDJI Tello専用なので、他のデバイスには使えないのです。
こちらは色々なデバイスに使う事が出来る汎用モデルです。
以下にTelloをVRモードで飛行させる手順を提示します。
・Telloをスマホとコントローラーと接続
・TelloのアプリでスマホをVRモードに設定する。
・アプリをVRグラスに装着する。
・コントローラー***のテイクオフボタンで飛行開始!
以上です。
VRゴーグルって高価なの?簡単に手に入るの?
VRゴーグルは通販で案外安く入手できるのです。
VRゴーグルは、スマホなどを使ってVR「仮想現実」を体験する為のゴーグルです。
中にはレンズが左右の目それぞれに存在し、左右若干違った動画(または静止画)を見ると少し立体的に見えるという代物です。
写真のVRゴーグルは僕が使っている安物です。
以下に代表的なVRゴーグルを貼付します。
VRゴーグルを使えばYouTubeなどで配信されているVR動画を見ることが出来るのです。
以下にスズキの新型ジムニーのVR動画へのリンクを貼っておきます。
HS210ProとDJI Telloの画質の違い。(動画あり)
それではHS210ProとDJI Telloの静止画と動画を比べてみましょう。
先ずは静止画です。
こちらがHS210Proです。
こちらがTelloです。
それぞれのカメラボタンで写真を撮ってみると、やはりTelloの画質がHS210Proを圧倒していますね。これが画素数の違いなのでしょうか。
次に動画です。
先ずはHS210Proから。
次はTelloです。
う〜ん、上の動画を見ると...何となくHS210Proの動画の方が綺麗に感じてしまうのですよ。
Telloはもう少し綺麗だと思っていたのですが、ちょっと残念ですね。そしてTelloはスマホに転送されてくる動画とアプリで録画した動画のクオリティはほぼ同じでした。
HS210Proはコンパクトなので、公園にある遊具の中を飛行出来るのです!
VRモードで実際に飛行してみよう。(動画あり)
ではHS210Proで実際に飛行してみましょう。
準備はとても簡単です!
・いつもの様に機体とコントローラーを繋げて飛行の準備をします。
・スマホをHS210Proに接続します。
・スマホ画面のVRボタンをクリックして画面を2分割します。
・そのスマホをVRグラスに装着します。
・あとはグラスの中の映像を見ながら離陸し飛行します。
以上です。
以下に僕がHS210ProをVRモードで飛ばした動画をアップロードします。
いかがですか?かなり辿々しい飛行ですよね。
VRモードで飛ばす時は恐怖心が湧いてくるのです、周囲の状況がが全く分からないのですから。
しかし操作が下手くそ過ぎです...お恥ずかしい。
このところ空撮ドローンDJI MAVIC miniばかりで撮影していたのです。もっとレースドローンで腕を磨かなければダメですね。
以下にDJI MAVIC miniの動画も貼付します。
MAVIC miniの値段はHS210Proの値段の約8倍です!しかしそれに見合った飛行性能とカメラの解像度を装備していると思います。
しかしHS210Proにも重大な問題があります。
何しろ機体が軽すぎるので、少しの風でも煽られてしまうのです。
動画でも機体がかなりフラついていますね。たいした風では無かったのですが、かなりの影響を受けてしまうのです。
Telloで撮影した動画も貼ってみます!
Telloは電子的なジンバルが入っている様です。しかも機体が大きいので飛行は非常に安定しています。
まあTelloの値段はHS210Proのほぼ倍なのです。その差はしっかり現れていますね!
HS210Proは視野角が非常に広いです!
Telloの視野角は82.6度、それに対してHS210Proは118度。
因みにDJI MAVIC miniの視野角は83度です。
DJI TelloはDJI MAVIC miniと違いカメラの角度が変えられないのですから、もう少し広角のレンズが欲しいと思いました。
HS210ProのVRモードは僕らを鳥にしてくれる!
HS210Proは風の吹く中での飛行でのコントロールが難しいです...もう少し大きな機体ならもっと安定して飛ばせますし、上でも書きましたがジンバルでも搭載してあれば動画が安定して良いのでしょうね。
でも欲張れば機体は大きくなるし重量もどんどん増して来て、最終的には高価なドローンになってしまうでしょう。
HS210Proはあくまでも入門用で安価なトイドローンです。
逆にこの小さな機体にカメラを組み込んでバードビューから地上を見られる事は素晴らしい体験だと思います。
皆さんも是非、気軽に鳥の気分を味わってみませんか!
☆ねわげ
今回紹介した商品へのリンク
こちらがDJI(Rvze-Teck)Telloです。
Telloの予備のバッテリーなどが揃ったセットです。
こちらはDJI MAVIC miniです。
こちらはGameSir T1d controllerです。
こちらはVEゴーグルです。