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オーム電機のLED蛍光灯 E-Bright の検証!

 

ここ数年の間、LED電球は電気代の安さと明るさを武器に瞬く間に白熱球と蛍光管をことごとく駆逐してきました。

 

その昔、どこの家でも活躍していた白熱球。

しかし高度経済成長期に入り、白熱球を蛍光灯が一気に駆逐していきました!そしてLEDの登場を迎えます。

 

以前のLEDは電球タイプしか存在せず、蛍光灯タイプはブラケットごと交換というのが普通でした。

 

今回ご紹介するオーム電機 E-Brightグロータイプの蛍光灯ブラケットに直接付けられる非常にコストパフォーマンスの高い製品です!

 

このLED蛍光管を実際に使用して検証していきたいと思います。

ご注意
メーカーの型番が変わりました。
このページのリンクは全て新しい商品にリンクされています。

 

 

 

ビックカメラ.com

白熱球と蛍光灯の終焉。

2010年3月17日、東芝が白熱球の製造を中止しました。その昔、寒い冬の夕方帰宅が遅くなったとき、電柱にポツンと灯る電球や家々に灯る暖かい暖色の窓明かりを見ながら心まで温かくなっていったことを覚えています。その白熱球の終焉がまさかこんなに早く訪れるとは…合掌。

 

蛍光灯の白く明るい光は夜の生活を劇的に変革しました!しかし現在その地位はLDE蛍光管に取って代わられようとしています。

 

LED蛍光灯も登場した当時は電球型しか無くてしかも価格が高く熱効率も悪かったしそれほど明るく無かったので、蛍光灯は何とか生き残りました。

 

しかし現在は高効率化や(消費電力が少なくなった)いろいろな形状の商品が登場し、しかも低価格化でその勢力を一気に広げて来たのでした!

 

その影響で蛍光管もよっていよいよ白熱球と同じ運命を辿ろうとしています。

 

また電力事情の不安定化もLED蛍光灯の追い風になっているのです!!



オーム電機 E-Brightとは?

E-Brightは2016年10月にオーム電機から発売されました!

 

このE-Bright [LDF20SS・D/11/10]は電源内蔵タイプ(LED専用スターター付属)のグロースターター器具専用交換ランプです

 

グロー球による点灯方式の蛍光灯ブラケット専用で、付属のダミーグロー球に変えることで使用可能になります。

 

現在では何とHfインバーター対応のLED蛍光管も発売されています。

 

消費電力は蛍光管の概ね半分になると言うことです...素晴らしいですね!

 



E-Brightの仕様

ここで今回のお品、E-Brightの仕様を書いてみます。

 

製品名 E-Bright
型番 LDF20SS・D/11/10
寸法 全長 580 mm×外形 28 mm
質量 160 g
定格消費電力 11.3 W
定格入力電流 116 mA
全光束 1000 lm (ルーメン)
平均演色評価数 80 Ra
定格寿命 40,000時間

以上です。

 



E-Bright開封と初見

今回入手したのはオーム電機のLED蛍光灯 E-Bright 直管LEDランプ 20型相当 G13 昼光色 片側給電仕様 グロースタータ式 ダミースタータ付 LDF20SS・D/11/10 です。

オーム電機さんの家電製品はホームセンターなどで割と簡単に入手できます。

今回のE-Brightもカインズホームにて入手しました。

 

外箱は薄い紙製で、中からは筒状の柔らかい発泡スチロールが出てきました。

 

スチロールはこのようになっています。

 

中央の丸いフタ?をとると、中には一回り小さいスチロールに包まれたダミーのグロー球が出てきます!

 

これが「ダミースタータ」です!

このLED蛍光灯はグロースタートの器具専用の製品です。

危険です!

蛍光灯を点灯するときに小さなブルーの玉がチカチカする器具がグロースターター専用器具で、このダミーのグローはその玉と交換して使うのです。

しかし、絶対に両者を混同しては駄目です危険です!

E-Brightを使う時には必ず同梱のダミーのグローランプを使用して下さい!

 

これがE-Brightの同梱物全てです。LED管は普通の蛍光管よりも細めですね。

 

シールは器具に貼付する為のもので、通常の蛍光管とLED蛍光管の混同のウォーニングが記載されていました!

LED蛍光管とダミーのグローの拡大写真です。

 

ちなみに以下が今まで使っていた蛍光管とグロー球です。

 

蛍光管はかなり太く、グロー球はガラスで出来ていました!

検証準備

それではオーム電機のLED蛍光灯 E-Bright の検証に入ります!

 

私は蛍光管に関しては全くの初心者ですし、いきなり(全光束:1000lm)などと書かれていてもどの程度明るいのか、今使用している蛍光管とどの程度違うのか...は全く分かりません(◎-◎;)

 

そこで実際に使用している状態をカメラで撮影して比べてみようと考えました!

 

今回最初に登場するお助けグッズは富士フイルムが2012年に発売したコンデジ「FujiFilm XF1」です!(既に製造中止です)

このデジカメを三脚に据えて撮影モードをマニュアルに、同じ被写体を撮影して実際の明るさを比べてみよう、と考えたのでした!

 

 

LED蛍光管と蛍光管の実際の比較①

今回はLED蛍光管も通常の蛍光管もそれぞれ1本をブラケットに装着して撮影しました。

LED蛍光管はE-Bright LDF20SS・D/11/10

比較する蛍光管は東芝ネオラインFL20S-Wです。

今回の撮影では陰影がよく分かるようにモノクロで撮影しています!

目薬点けてもカラーには戻りませんよ~(^^ゞ

先ずは蛍光管本体の撮影です。

XF1の撮影条件は ISO100 f5.6 1/25で焦点距離は10mm固定です。

 

こちらがE-Bright LDF20SSです。

 

そしてこちらが東芝ネオラインFL20S-Wです。

 

どちらも同じに見えますが、画面下の壁面を見るとE-Brightが若干明るく見えますね。

 

LED蛍光管と蛍光管の実際の比較②

次は被写体を用意しました。

ここで登場するお助けグッズは「カエルちゃんと宇宙人の2ショット」です!

XF1の撮影条件は ISO100 f5.6 0.5s で焦点距離は26mm固定です。

 

こちらがE-Bright LDF20SSです。

 

そしてこちらが東芝ネオラインFL20S-Wです。

 

この2枚は明るさの違いがかなりハッキリとしていますね。

明らかにE-Bright LDF20SSの方が明るいです!

 

 

総合評価...

実際にLED蛍光管は蛍光管自体を見るよりも部屋の中を見た方が明るさを実感できました。

ただ今回の比較実験とは違う条件(新品の蛍光管、べつのブラケット)などで比べた場合、また違う結果になるかもしれません。

今回の結果はあくまでも私自身の比較実験ですので、その点はご理解ください。

さて、次回はどんなグッズが登場するのかな~乞うご期待ください!

☆ねわげ

今回紹介したオーム電機のE-Bright LDF20SS・D/11/10は型が変わりました。

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